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冬限定☃❅科学現象から生まれるフロストシャワーの撮影方法

まるで打ち上げ花火の軌跡のような
朝日をバッグに光輝く放射状の氷の飛沫 .*❅
こんな写真、撮ってみたくありませんか!?

𝓡𝓲𝓴𝓪

こんにちは!
” 地球さんぽ ” の Rika です!(*’ー’*)ノ
ご訪問ありがとうございます♪

実際、私が北海道、阿寒湖氷上で撮影した方法を、
失敗事例と併せて、まとめてみました メモメモφ(•ᴗ•๑)

𝓡𝓲𝓴𝓪

「フロストシャワー」というのは
写真のイメージから私が勝手に命名したので、
実際はどのように言われているかは不明ですm(__)m
でも、まさに、そんな感じ、しませんか!?😊

フロストシャワーを撮影するには、
色んな自然現象や環境の条件が揃った上に、
撮影する側、被写体側ともに、練習とコツが必要です!

* Menu *

気象条件

気温

❄️ 外気 -15℃前後(冬限定☃)
早朝の気温が、-12℃以下くらいの方が、お湯と外気の気温差によって、綺麗なアーチ状の飛沫になります。

  • 後術する撮影アイテム「お湯」との温度差があるほどGood
  • 外気お湯 温度差があるほど細かい水蒸気になります
    Pic.1 お湯が冷め過ぎたのと、気温が上がってきたことにより、霜にならず、瞬時に蒸発)

 

Pic.1 瞬時に蒸発

時間帯

出発時間

出発は、日の出前
部屋を出るのは、朝日が昇り始める前の早朝が良いでしょう!
朝日が昇り始める前に、撮影場所に到着しているのが理想です。
日の出あとは、時間との勝負になるので、
事前に撮影準備や、練習をしていたら安心です(´ー`)

𝓡𝓲𝓴𝓪

前日に、日の出の時間をチェックして、目的地までの距離から、
出発時間を逆算しておくと良いですね!

撮影時間

 撮影は、ある程度、日が昇った時間帯

  • 日の出直後、太陽低すぎると、水蒸気に光が反射しない
    (お湯から飛沫に変わる範囲の高さと、同程度の高さに、太陽の光が当たる事)
  • 太陽が昇りすぎると、今度は気温が一気に上昇し、
    お湯との温度差が小さくなり、瞬時に蒸発して太陽に吸収され白飛び(Pic.2)するか、
    もはや、水蒸気にならず水を投げるだけの絵(Pic.3)になる
  • 日の出あと、程よい高さ30分間程度が勝負

Pic.2 白飛び+蒸発
Pic.3 水しぶき

③ 天気

☀晴れ
もちろん、晴れ☀が良いでしょう(*^▽’)g゙ood
雲も出てないほど良いです!

𝓡𝓲𝓴𝓪

背景に雲があると、
飛沫が雲の色に吸収されて(白飛びして)
写りにくくなってしまいます。(Pic.4)

Pic.4 雲に吸収(白飛び)

準備するもの

① 出来るだけ熱いお湯

宿泊施設や家から出る前に、沸騰したお湯を、保温ポットや水筒に
持てるだけたくさん入れて持っていきましょう!
良い感じに撮れるようになるまで、
練習も含めて、結構、お湯を使い切ってしまいます💦

𝓡𝓲𝓴𝓪

「キャプテンスタッグ」のような
アウトドア用コンロがあると便利ですよ!
ポットのお湯が冷めた時に温めなおせるのはもちろんのこと、
例え、準備したお湯が無くなったとしても雪は大量にあるので
いざとなれば、雪を溶かしてお湯にすることもできます!

② コップ(無くてもok)

お湯を入れて振り回すための容器。
お湯を入れる容器があれば何でも良いので(手で持ちやすいのであれば)、
忘れたとしても、保温ポットや水筒をそのまま振り回してもokです!

③ スマホ or カメラ(スローモーション撮影が可能なもの)

これは、もはや、書かなくても持ち歩いていると思いますが。笑
スローモーション撮影が出来るか、普段、使わない人は事前に確認しておくと安心ですね!

撮影方法

① 水量

水量が多い方が綺麗なアーチ状の飛沫を描くことが出来ます(特に初心者🔰)
私は最初、コップの半分くらいのお湯でチャレンジしていましたが、
飛沫が肩当たりで終わってしまって、
頭上までアーチを描くことが出来ませんでした(Pic.5)

Pic.5 水量不足

その後、水筒に入っている分量のお湯を、
思い切って贅沢に使ったら、頭上まで飛沫のアーチが作れるようになりました。

さらに、
ポット全量のお湯を贅沢に使って撮影したところ、
180度全方位、飛沫に囲まれるような、
まるでフロストシャワーのドームの中に入っているような絵が撮れましたよ(Pic.6)

Pic.6 水量たっぷり
フロストシャワードーム

② カメラの撮影モード

スローモーションの動画撮影
動画は後で、必要カ所だけ切り取れるので、
お湯を投げる前から撮影スタート!

③ 撮影のコツ

STEP
お湯の準備と移動(被写体)

コップにお湯を入れ(水筒を振り回すなら、そのまま、水筒を持って)、
撮影者から、ある程度、離れた位置まで移動(日の出の方向)
距離感は、撮影者と相談。

STEP
構図確認(撮影者)

氷結した飛沫が、朝日の光に反射するような位置をイメージして構図を探す
(適宜、撮影者が動くか、または、被写体に動いてもらう)
これは、最初に何回か試し撮りしてみないと、感覚が分からないかもしれません。

STEP
スローモーション動画撮影(撮影者)

構図が決まったら、スローモーションの動画撮影スタート!
被写体に、撮影始まっていることを合図
※動画は後で切り取れるので、被写体が動く前から撮影していた方が良い)

STEP
お湯を投げる(被写体)

お湯を真上に投げるようなイメージで(コップ、水筒の口は、常に真上に向けて)
少し屈んだ下の位置から(Pic.7)、思いっきり、アーチ状に腕を回す
(真上から頭上後ろへとお湯を投げるように)

STEP
STEP

Pic.7 少し腰を落としてスタンバイ
𝓡𝓲𝓴𝓪

撮る人も、被写体も
練習とコツが必要(๑•̀ •́)و✧

色々と文字を書いていますが、
結局は、やってみないと分かりません!笑
私は現地ガイドさんに、何度もチャレンジしてもらいました😄
失敗を繰り返している内に、双方共に、コツが分かってきます。

失敗と練習あるのみ (  •̀ᴗ•́  )و

編集(動画→画像変換→画像編集)

① スクリーンキャプチャ(動画→画像変換)

スローモーション動画撮影なので、まずは、動画→画像 にしないといけないですよね!
私はスマホの編集機能をそのまま使っています(galaxy s22 ultra)
試しに、私のスマホの場合の編集画面を共有しますね(*’ー’*)ノ

Pic.8 スクリーンキャプチャ
(動画→画像)
STEP
ベストショット探し

動画を一時停止した状態で指スクロースで画面コマ回しして、
ベストショットの時間帯を探します。
(動画再生しながら探すと、丁度、良い場所を逃しやすいです)

STEP
スクリーンショット

私のスマホの場合は、Pic8 の②をタッチすると、
今、表示されている時間帯の画面を画像に変換保存してくれます。

② 画像編集

最低限のシンプルな編集でも、たったの3ステップ!

STEP
編集モード

①で動画から画像変換した画像が保存されているファイルを開き、
画像編集モードを選択(Pic.9 私のスマホだと✎マーク)

Pic.9 編集モード
STEP
傾き補正

画像が傾いている場合は、水平線に合わせて傾き補正(Pic.10
(最初から水平に撮影できている場合は、この工程はスキップok)

Pic.10 傾き補正
STEP
画像補正(色編集)

Pic.11
画像編集に慣れていない方は、
フィルター補正「自動(オート)」だけでも、
結構、良い感じに画像が編集されます。

Pic.12
その他、普段から、編集慣れている方なら、
カスタマイズ補正で、自分好みの印象になるよう、
画像を見ながら好みの表現を探してみてね。d(⁎•ᴗ•。)

Pic.11 オート補正
Pic.12 彩度補正

 

たった3つの補正、しかも、色に関しては2つの補正だけでも、
オリジナル画像と比較して、かなり、ドラマチックに印象深い画像になったと思いませんか!?

Pic.13 画像編集前と編集後



この違いを見ると、オートだけでも編集しておきたい!!って思いますよね ٩̋(⁎˃ᴗ˂⁎)

みなさん、普段、使い慣れているアプリや、
ご自身のスマホ標準の編集機能を使って、
ぜひ、撮影した写真の編集まで頑張ってみて、
あなたの頭の中の表現を開花させてみてください
そして、周りの友達や、SNSで自慢しちゃいましょう~♪



撮影時の条件や水量、その人なりのコツに加え、
アートの様に表現できる画像編集などなど、
表現の仕方は、人によって千差万別!

きっと、あなたオリジナルのフロストシャワーが生まれることでしょう

この時期ならではのPhotoあそび、
「やってみたい!」と思った方の参考になれば幸いです❀.(´ー`)❀.

 

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